昭和天皇と台湾の桜

● 台湾行啓

 1923年(大正12年)の摂政宮・皇太子裕仁親王殿下による台湾行啓。
 お召艦「金剛」によって4月12日に横須賀港を出港し、16日から27日まで台湾に滞在された。
 台北駅に到着された際には、同市の当時の人口17万人の半数を超える10万人の出迎えがあった。
 台北、台中、高雄、台南などの主要都市をはじめ60ヵ所以上を視察され、200以上の祝賀行事が催されたとの記録がある。

 帰路の29日、洋上で22回目の御誕生日を迎えられた。

 令和元年(2019年)10月16日の産経新聞の記事より

昭和天皇台湾行啓
昭和天皇台湾行啓